突然ですが、雪崩に巻き込まれた時のことって想像したことありますか?
雪の中って寒いのかな?
呼吸はできるのかな?
雪の中はどういった状況なのでしょうか。
今回は雪崩に巻き込まれた時を想像していただくことを目的とした記事を書かせていただきました。
動画もご用意していますので、最後までお読みいただければ嬉しいです。
突然ですが、雪崩に巻き込まれた時のことって想像したことありますか?
雪の中って寒いのかな?
呼吸はできるのかな?
雪の中はどういった状況なのでしょうか。
今回は雪崩に巻き込まれた時を想像していただくことを目的とした記事を書かせていただきました。
動画もご用意していますので、最後までお読みいただければ嬉しいです。
12月、1月と中央アルプス・木曽駒ヶ岳では行方不明者が出る事態となっています。
NHK長野放送局によりますと先日行方不明になった方は奈良県の36歳男性とのこと。
登山計画書未提出の方も多いようで、今回の男性も登山計画書、登山届は出されていなかったようです。
木曽駒ヶ岳は登山届を提出しなくてもいい山なのでしょうか。
検証・確認してみました。
先日11/29に立山・室堂〜一の越間で起きた雪崩に東工大生が巻き込まれた事故に関して調査報告が届いておりますので、みなさまにお届けしたいと思います。
先日お届けした東工大ワンゲル部の学生が巻き込まれた雪崩に関しては動画付きのこちらの記事をご覧ください。
雪崩ネットワークが報告した事故調査結果はこちらをご覧ください。
http://www.nadare.jp/news/161129jodosan-report/
ざらめというイメージ通りの乱雑な形をした氷の粒。
再凍結したもの雪の粒。
小さい「しもざらめ雪」と書いて「こしもざらめ雪」です。
「しもざらめ雪」は日中の暖かさによって積雪層に滞留した熱が水蒸気となり、その水蒸気が夜間の急激な温度の低下により積雪表面近くで雪粒が霜となる。その霜が成長したものを「しもざらめ雪」と言います。成長過程の小さいものが「こしもざらめ雪」なのです。雪の上にキラキラ輝いているものを見たことがあると思います。その正体が「しもざらめ雪」。
凍結と融解を繰り返す層のことをいいます。
雪山が初心者という方にとっては雪崩は少し想像しづらいものがあると思います。
雪崩の調査報告も難しく感じるかもしれませんが、言葉だけでも頭の片隅に覚えておいていただければ嬉しいです。
初心者のための雪山登山入門
【18:35追記・訂正しました。】
本日29日朝、立山連峰室堂・一の越山荘間で雪崩が発生し、東京工業大学の学生3人が巻き込まれました。
このニュースが報じられると同時にどのように伝え、何ができるかを考えました。
国内では雪崩の情報十分とは言えない環境で、情報ネットワークが未発達というのが現状です。
この十数年間を通して日本雪崩ネットワークが立ち上がるなどの動きを見せていますが、未だ各々の登山者の経験や山岳会などのグループが頼りです。
私たちも雪山初心者への雪崩知識の啓発の一役を担いたいと思い、このようにしてできる限りの情報をお伝えしていこうと思います。